オーダーシューズ ご注文の流れ

オリジナルの靴をオーダーしていただく際の各ディテール選択方法やサイズの合わせ方などについてご説明します。

Step.1 トゥの選択

3つのフォルムの中からお選び下さい。
どんな場面にも合わせ易くオーセンティックなラウンド・トゥ。よりスタイリッシュでトレンディなチゼル・トゥ。※チゼルとは鑿(のみ)のことです。

Step.2 素材の選択(甲革)

国内でなめされた牛革の中から厳選し、様々な場面を想定して、豊富なバリエーションで構成しています。
コンセプトは長く愛用してもらうこと。カーフ(子牛)からキップ(中牛)スムース、起毛、オイル、型押し、カラーも多数揃えました。パーツごとに素材をかえてコンビネーションをお楽しみ頂く事も可能です。

基本システム以外の素材もご使用になれます。写真のような特殊素材や欧米の有名タンナー製など、ご指定があればご相談ください。(価格と納期は別途・要打ち合せとなります。)

Step.3 デザインの選択

ES商品サンプルまたはCS商品サンプルからお選びいただけます。

フォーマル、ドレスアップ、ドレスダウン、カジュアルアップ、カジュアルダウンとそれぞれのオケージョンを想像し、素材との相性などを考えながらお選びください。
アイテムネームは、この製品に携わった人々の名を冠しています。

サンプルにないデザインや一部変更というご希望にもお応えします。(価格と納期は別途・要打ち合せとなります。)また、取扱店の別注という形式でカスタマイズする事も可能です。その場合、アイテムネームに発注者の名を冠させてもらいます。

Step.4 サイズ合わせ

まず、お客さまの正確な足長を把握します。
計測器を使うことをお勧めします。

指先を十分に伸ばし指先の最長の数値が足長(Length)になります。
次に必ず足長以上のLengthでお客さまの足巾に一番近い足幅(Width)のゲージ靴を2?4足選び出し、実際に試履していただきます。
この際、絶対安易に確定しないで下さい。あえて、少しきつめのものと大きめのものと両方試していただくことをお勧めします。ここでは、お客様にその両方を体感していただくことが重要になります。

お客さまが一番しっくりくるゲージ靴を必ず両方の足に履いていただきます。
店内を数分歩いていただき、その感触を細部までチェックしていきます。※紐付きのデザインですとほぼ問題ありませんが、モンクストラップ以外の紐なしのスリップオンタイプを選定されたお客様には、巾が1ウィズ小さめのものを試していただきます。(甲を押さえる機能が低下して、どうしても踝が脱げ加減になることを必ずお伝え下さい。)
足先で当たる部分があれば、乗せ甲をすることになります。ピンポイントでチェックします。1mmの乗せ甲になるか2mmになるかを確認します。

Length/Width D Ball E Ball EE Ball EEE Ball EEEE Ball F Ball
22.0 213.0 219.0 225.0 231.0 237.0 243.0
22.5 216.5 222.5 228.5 234.5 240.5 246.5
23.0 222.0 226.0 232.0 238.0 244.0 250.0
23.5 223.5 229.5 235.5 241.5 247.5 253.5
24.0 227.0 233.0 239.0 245.0 251.0 257.0
24.5 230.5 236.5 242.5 248.5 254.5 260.5
25.0 234.0 240.0 246.0 252.0 258.0 264.0
25.5 237.5 243.5 249.5 255.5 261.5 267.5
26.0 241.0 247.0 253.0 259.0 265.0 271.0
26.5 244.5 250.5 256.5 262.5 268.5 274.5
27.0 248.0 254.0 260.0 266.0 272.0 278.0
27.5 251.5 257.5 263.5 269.5 275.5 281.5
28.0 255.0 261.0 267.0 273.0 279.0 285.0
28.5 258.5 264.5 270.5 276.5 282.5 288.5
29.0 262.0 268.0 274.0 280.0 286.0 292.0
29.5 265.5 271.5 277.5 283.5 289.5 295.5
30.0 269.0 275.0 281.0 287.0 293.0 299.0

Step.5 ヒール&ソールの選択

ソールの選定は機能性・ファッション性、両面で非常に重要です。基本システムは、4つのバリエーションです。

お勧めはやはり本革のソールです。蒸れ難いことはもちろん、履き込むほどに足に馴染んでぐる感触は他を圧倒します。また、歩いたときのコツ、コツという響きには、言葉には出来ない感動があります。
但し、雨の日に履いた後の減り易さと滑り易さは欠点です。その点を考え、ヒールはスベリ難く減り難いイタリア・ビブラム社製をご用意しました。

その他、ドレスにも合わせやすい合成ゴム製のダイナイト柄ソールとスベリに抜群に強い、米糖セラミックス(特許申請中)入りオリジナルソール、天然ゴムで味のあるクレープソールをご用意しました。
ヒールはそれぞれ同一素材です。

また、本革のソールの厚みを増したい。お手持ちの写真の様なヒールをつけたい、と言ったご要望にもお応えできます。
(価格と納期は別途・要打ち合わせとなります。)また、取扱店の別注という形式でカスタマイズすることも可能です。

Step.7 裏革の選択

5色からお選びいただけます。

色落ちが少ないナチュラル(ベージュ)/Recommended for Casual
合わせ易いブラウン/Recommended for Dress & Casual
シックなダークグレー/Recommended for Formal & Dress
その他 ブラックとグリーンがございます。

Step.8 細紐の選択

長さとカラーがデザインと革素材ごとに規定されています。
選択はロー引きの丸紐か平紐。カラーの指定は無償オプションです。
素材については、ご指定があればご相談下さい。

Step.9 ステッチの選択

アッパーのミシンステッチについては、カラーマッチングで規定されています。
出し系については、「黒・茶・白」を使用しています。写真の様に、黒の革にあえて白系を選択するような場合は、ご指定ください。(無償オプション)