スーツの着こなし方講座

スーツを着用する際の疑問点や気をつけるポイントなどについて説明しています。
まず、基本中の基本ですが、どのような時でも「出かける前に鏡の前に」立ってください。着こなしを客観的に見る。
これはすごく重要なことです。出来れば全身が映る鏡がいいですね。
自分の姿をじっくりと見てみる。ここから美しい装いは始まります。

スーツ各部位のチェックポイント

ラベル・襟・ネクタイのバランス

スーツのラベル
シャツの襟
ネクタイの幅のバランス

これら3つのサイズが同じになっているかチェックします。
ピッタリ同じにならないまでも、サイズが極端に違っていれば組み合わせを変えてみるのも一つです。

上着の前ボタン

上着の前ボタンについてお話します。
みなさんご存知の方も多いかと思いますが、上着の前ボタンは一番下を必ず外し、その見え方をチェックしましょう。
上着が正しくフィットしていれば、直立した時に掛けていないボタンが半分見えるはずです。
この状態がスーツを最も美しく見せる最良のバランスなんですよ。

スーツポケットのフラップは出す?出さない?

スーツポケットのフラップについてご説明します。
意外と見落としてしまうのが、このフラップ。雨蓋とも称されるように、屋外では必ず外に出しておき、室内ではしまうのが、マナーとされています。 ただしこの使い分けはフォーマルの場での話しですので、通常は出したままでもよいとされています。

ポケットチーフの挿し方

ポケットチーフの挿し方について。
スーツの印象を変えるポケットチーフ。このポケットチーフを挿す場合は、控えめなTVホールドがビジネスに向いています。
色はスーツの色、Vゾーンの配色に関わらず、常に白。
この色の持つ清潔なイメージをアクセントとして生かし、魅力あるスーツ姿を演出してみてはどうですか。

シャツのカフスはどの程度出せばいいのか?

シャツのカフスは指一本覗かせているぐらいが良いバランスです。
シャツとジャケットの袖口が適正でないスーツ姿は身にだらしなく見えます。
袖口からシャツのカフスを指一本分(1.0cm?1.2cm)必ず出すように心掛けしましょう。
たったそれだけのカフスで、スーツ姿はピリっと引き締まって見えるはずです。

シャツの後ろ襟でアクセントを付ける

シャツの後ろ襟は出ているか?
ジャケットの後ろ襟から、シャツが1.5cm?2cmほど出ているかチェックしてください。
ちゃんと出ていればジャケットが首回りや肩にきちんとフィットしている証拠。
しかも後ろ姿全体の中で、このシャツ色が絶好のアクセント効果を発揮しますよ。

パンツ丈は適正な長さか?

パンツ丈の適切な長さについて。
パンツ丈の正しい決め方は、まっすぐに立って前裾が軽く靴の甲に触れ、微かに前折れができるくらい。
つまりハーフブレイクが適正な長さです。
日本人は長めのワンブレイクを好みますが国際的にはこのハーフブレイクが主流です。

ネクタイの結び目の表情は適正か?

ネクタイの結び目の表情は適正かどうか。
シャツの襟開きに合わせてタイの結びかたを変えていたのは一昔前のダイヤモンド・セオリー。
今はプレーンノットのみで全て襟型に対応する。
襟開きの広いワイドスプレッドは結び目を大きく、緩く仕上げるのが、ポイントです。

スーツ購入時のポイント

毎日、スーツを着て仕事をされているビジネスマンのあなた。
自分のスーツ姿に自信がありますか?

あなたのそのスーツ姿、以外と見られてますよ!

従来のスーツは、ビジネスマンの仕事着としての役割を多分に担ってましたが、現在では、スーツは自分を
演出する道具として見直されています。

私は以前、事務系の職種に就いていた為、「どうせ誰もみていないだろう。。。」とスーツにこだわりなど
なかったのですが、女子社員や上司の多くは結構厳しい目で見ており、ある飲み会の席で、ファッションに
ついての話になった際、女子社員から、

『○○さんのネクタイはいっつもオシャレ!』
『△△課長のスーツ姿って、格好良いよね~』

とか、逆に、

『××さん、今日、白のカッターシャツの下からインポートTシャツのロゴが透けて見えていたよね(笑)!』

と笑い話のネタにされていたのを聞いた時に、職種に関係なく、ビジネスマンらしい格好が要求されるのだと、
つくづく考えさせられました。

と同時に、自分を主張するアイテムとしても、このスーツは使えるのでは?とも思いました。

といっても、ファッションセンスは一朝一夕に磨くことは出来ないので、ここでは、4つのポイントに気をつける
ことで、あなたのスーツ姿がとっても素敵でダンディになる方法をお教え致します。

ちょうど、段田一郎がダンディに目覚めたように。。。

ポイント1:肩廻りをしっかりチェック!

スーツの見映えに大きく影響するのが、ショルダー。いわゆる、肩の部分です。

肩がしっかり入っている状態がベストです。
少しでも違和感(きつかったり、大きかったり)があるようなら、サイズがあっておりませんので、
慎重に選択しましょう!

ポイント2:バックスタイルをしっかりチェック!

良い仕立てのスーツはバックスタイルを見ると分かると行っても過言ではありません。
例えば、猫背の方が既製服を合わされると、どうしても首回りがよってしまい、襟が
肩に乗らない状態になり、縦にシワになる状態があります。
襟から尻部分にかけて体に沿ったバックスタイルになっていればパーフェクト!
映画に出てくる主人公のように背中で語る大人の男にはバックスタイルこそ、重要です。

ポイント3:着丈、袖丈をしっかりチェック!

スーツの見映えに大きく影響するのが、ジャケットとパンツのバランスです。
最近では着丈の短いスーツが流行しておりますが、ベストバランスはお尻が半分くらい
隠れる程度が良いでしょう。
袖丈はシャツとの関係が重要と言われますが、手のくるぶしが隠れるのがベストサイズです。
着丈、袖丈が少し長いだけで、ルーズな印象になるので、しっかりチェックしましょう!

ポイント4:パンツをしっかりチェック!


社外ではスーツ姿。社内ではジャケットを脱いでいる時が多いと思います。
ジャケットを脱いだ時の見た目ではやはりウエストサイズがとても重要。
ジャストサイズでないと、動きが妨げられるのはもちろん、スーツのシルエットも
台無しになります。自分のウエストやヒップに合わせてパンツを作りましょう!
その時に折り目(クリース)がきれいな直線になるよう、注意しましょう。

なお、パンツ姿が格好悪い例はブログにアップしているので、見てください。

■パンツスタイルに自信がありますか?パンツはやっぱりオーダーに限る!

上記4つのポイントを意識して、ジャストフィットの着心地を手に入れろ!

とは言うものの、4つのポイントを意識して購入するのも面倒ですよね。
ここで発想の転換で、既製服に合わせるのではなく、スーツを自分に合わせるという発想がとても大事だと思います。
そこで、オーダーメイドの出番です。
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