当店の歴史 part3
昭和30年代に入り、既製服は海外からの縫製技術を積極的に導入。
特にプレス機を縫製の中間工程に組み込むことにより、飛躍的に品質が向上しました。
サイズも豊富に作られ、紳士服はテーラーで誂えるというより、
既製服を買い求めるようになり、市場は変化していきました。
当店もオーダーから少しづつ既製服の製造を手がけ、
昭和50年に個人商店から大阪ソーイング株式会社を設立。
既製ジャケット、スラックスの製造卸へと業務内容を変え、
京阪神の紳士服専門店、又、西日本の主要都市の紳士服店へ
卸販売をしておりました。
昭和60年代、郊外型大型紳士服店の台頭により、業界の地図も
大きく変化していきました。
次回へ続く