皆さん、こんにちは。
今日から師走です。
東京にある、芸術文化の拠点「サントリーホール」は、日本初のコンサート専用ホールで、この程改修を終えたそうですが、改修にあたっては、世界的な指揮者のカラヤン氏のアドバイスがあったようです。
この程、お客様より、カラヤン氏が着ているようなマオカラースーツをご注文頂きました。
衿はマオカラー、衿巾は少し広め。前のフロントは3つボタンのクルミボタン。衿から第一ボタンあたりまで少しS字型のようになっています。
袖は4個付け。
腰ポケットは両玉縁でフラップなし。
スラックスは、サスペンダーのボタンもつけました。
何よりも大事なのは、指揮者ですので、腕のあたりが動きやすく、上下左右にタクトを振りやすくするように、アームホールの袖付けを調整しています。これもオーダーならではの技です。
今回は、ゼニアの生地で作らせてもらいましたので、生地の光沢感も大変気に入っていただけました。
着用して頂き、袖の動きが楽で、また、上衣のシルエットもきれいなことに、大変満足してくださいました。
マオカラーに合わせて、チャイナ衿のシャツも作らせて頂きました。