学生が考えた「なりたい自分になれるスーツ」販売 近畿大学×大阪ソーイング株式会社のコラボ商品

近畿大学とのコラボ商品をご紹介致します。

近畿大学経営学部経営学科教授 布施 匡章(ふせ まさあき)ゼミと仙波 真二(せんば しんじ)ゼミは、大阪ソーイング株式会社と共同で、スーツ離れが著しいと言われる若者をターゲットに、「なりたい自分になれるスーツ」をデザインしました。スーツ離れの解消につながることを目指し、令和5年(2023年)4月1日(土)からオーダーメイド方式で受注販売します。

●学生が考案した「なりたい自分になれるスーツ」をオーダーメイド方式で受注販売
●「着ることで自信につながる」「自己肯定感が上がる」など、若者のスーツ需要を満たす服
●学生がデザインした「ギタリスト」と「学ラン風レディース」は、令和5年(2023年)3月に東大阪ブランド※ に認定
※ モノづくりのまち東大阪にて、市内の企業が製造した製品を、さまざまな分野の専門家による認定審査を経たのち、「東大阪ブランド」として市長が認定するもの。


スーツ業界を取り巻く現状の課題として、在宅勤務者の増加によるスーツ着用率の低下や、ビジネスファッションのカジュアル化、ファストファッションの流行による大量生産・大量消費などが挙げられます。しかしスーツには、耐久性が高く長い期間着用することができるなど、SDGsが重視される現代に即した価値があります。スーツの良さをより多くの人、特にスーツ離れが著しい若者に知ってもらいたいとの思いを持つ大阪ソーイング株式会社と、サービスデザインを学ぶ布施ゼミ、仙波ゼミとが協力し合い、約7カ月にわたり共同でプロジェクトを行ってきました。
大学生を対象に実施したアンケート調査により、若者は「自分が憧れる対象に自分自身を投影したい」という願望を持っていることがわかったためです。「憧れを着る」ことで憧れを体感でき、自己肯定感が上がり、自信につながります。言わば自分自身にとって”最強の鎧”を纏うことこそが、これからのスーツに求められる要素だと考え、その定義に基づき学生たち自身がデザインしました。
スーツを実際に着用してもらうことで、自信を持ち生き生きとした若者を増やしたいと考えています。

【商品概要(全6種)】
(1)ギタリスト(デザイン担当:布施ゼミ3年 三嶌 一生)
表生地:メタリック生地 11色あり
裏生地:キュプラ100%
ボタン:ニューデザインコレクション
価格 :143,000円(税込)(仮縫いは別途16,500円)

(2)学ラン風レディース(デザイン担当:布施ゼミ3年 田原 真帆)
表生地:黒ウーステッド(イタリア製生地)、黒 縦織柄(イタリア製生地)
裏生地:ユーロデザインシリーズ・ポリエステル100%
ボタン:ニューデザインコレクション
価格 :126,500円(税込)(仮縫いは別途16,500円)

(3)シングルダブル(上衣)(デザイン担当:布施ゼミ3年 平松 祐基)
表生地:西陣織生地(一着ずつお客様のご要望の色柄で生地を製作)
裏生地:キュプラ100%
ボタン:ニューデザインコレクション
価格 :220,000円(税込)(仮縫いは別途16,500円)

(4)レディース、ベスト付スーツ(デザイン担当:布施ゼミ3年 吉田 鈴香)
・上衣とパンツ
表生地:白ウール100%
裏生地:キュプラ100%
ボタン:ニューデザインコレクション
価格 :110,000円(税込)(仮縫いは別途16,500円)

・ベスト
表生地:西陣織生地
裏生地:キュプラ100%
ボタン:クルミ釦
価格 :55,000円(税込)

(5)和服スーツ(メンズ)(デザイン担当:仙波ゼミ3年 川口 太一)
表生地:シルクウーステッド
裏生地:キュプラ100%
ボタン:なし
価格 :110,000円(税込)(仮縫いは別途16,500円)

(6)和服スーツ(レディース)(デザイン担当:仙波ゼミ3年 柴田 明依)
表生地:ウール100%(格子柄)
裏生地:キュプラ100%
ボタン:なし
価格 :110,000円(税込)(仮縫いは別途16,500円)

【学生コメント】
「ギタリストスーツ」デザイン担当 布施ゼミ3年 三嶌 一生(みしま かずき)
このスーツは、バンドマンとしてステージ上で着ることをイメージしています。私の憧れのギタリストであるジミー ペイジの華やかな格好をイメージしてデザインしており、フレアパンツの形状を取り入れることで、脚が長く見えて美しさが感じられるという効果があります。ギターを弾く際に動きやすいよう、袖を大きく折れるのが特徴です。色は自分が好きな黒を選び、生地に関しては、ステージの上で”派手で華やかないつもと違う自信を持った自分”に変身するという意図で、ラメ感の強いものを選びました。

「学ラン風レディーススーツ」デザイン担当 布施ゼミ3年 田原 真帆(たはら まほ)
私は元々、学ランを着ることに憧れていました。しかし、学ランは男性が着るものというイメージが強いほか、体型を拾わないストレートなシルエットのものが多く寸胴に見えるため、女性にとってはなかなか着にくいものだという印象でした。そこで思いついたのが、この女性向け学ランスーツです。ウエストシェイプによりシルエットが美しくなり、袖部分のジップを開けることで華奢な腕を見せることができます。このスーツを着ることで、私のように自分に自信を持って前向きになれる人が少しでも多くなればいいなと思っています。

あなたの着たいに応えたい。

オーダースーツは当店へ。

皆さまのご来店を心よりお待ち致しております。